第69章 続・里山の郵便局はあな遠からじ(2009.7.19)
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明後日解散、やっと選挙が始まる。待ちに待った選挙となる。失われた十年に加え、さらにここ7〜8年間、とても大切な時間を失ってしまったような気がする。江戸から明治政府、第二次世界大戦の敗北からの復興、そして今回は、そんな歴史的な大きな転換期になるのだろうか。今の閉塞感を打破するためなら、それが結果として民主的な革命であってもいいんじゃないだろうか。良いも悪いも、生活者の一票の力で政権交代ができるシステム、バランスの取れた民主主義をこの先、歩んでいきたいものだ。「巨人、大鵬、卵焼きの時代」の保守本流を高らかに謳う象徴政党の陽炎も、ここでやっと終焉を迎えることができるのか。老兵は死なず、ただ消え去るのみ(Old soldiers never die,they just fade away)の台詞が浮かんできた。その昔、禅寺の大徳寺が五山から下野したように、ここは勇気をもって威風堂々、下がりたい。そして、いつの日か自らが、真の革新政党であることを大いに期待してやまない。

「東京さぁで、やっと大きな山が動き出したよ」

「東京にも、そんな大きな山ばぁ、あるんか」

「おらの山より、もっと大きなゴミの山さぁ」

「ゴミの山? あ〜夢の島にある山かねぇ」

「よう、知ちょるね」

「峠にあるゴミの山と同じと、村のもんが云っていたよ」

「今度こそゴミを一掃することができそうだよ。ところで、ばっちゃさまの夢は何やぁ」

「おらの夢か、昔のように家族で一緒に囲炉裏を囲んで暮らすことさぁなぁ」

「その夢、実現させたいなぁ」

「その前に郵便局、近くならんかなぁ。来週、孫の誕生日だこて」

果たして手の届かないことなのだろうか。村の郵便局、学校、病院、デジタルテレビ、携帯電話などなど、今の日本でこれらを望むのはとても贅沢なことなのだろうか。もちろん、都会と同じものを望んでいる訳ではない。また、権利のみを主張するだけでは、社会は破綻する。権利と義務のバランスが前提にあるだろう。里山の自然が都会に恩恵をもたらすということも理解してもらいたい。引き続き、都会の人の勇気と優しさに期待したい。そして、いつまでも美しい故郷であるため、優しさのある施策を取り戻したい。将来も日本の里山が里山であるための一票をこれからも投じ続けることだろう。頑張れ、一ちゃん、岡ちゃん、そして友愛の総理かぁ、直江兼続のようだ・・・・・是非、吉田松陰、ジョン万次郎に続く真の勇者たれ!。そして、広葉樹、針葉樹などが寄り添い生きる山の森のように多様性のある日本社会を実現したい。これからも適当(自然:じねん)に頑張ろう!ニッポン。

「人を信ずることは、もちろん、はるかに人を疑うことに勝っている」(吉田松陰)

京都山小屋の住人

(次回に続く)