| 2007年
1/5-6 |
新年明けましておめでとうございます。山小屋近くの太い杉の木も見事に倒してくれていた。ありがとうさんです。薪ストーブがフル稼働、湯たんぽも沸かした。翌朝、ホダ木用の広葉樹を伐採するため山登り。椎茸の子が数点、生えていた。これも温暖化のためか。勢いで山頂まで登攀。お正月のメタボリックを消費した。お疲れさま。山頂で携帯電話のアンテナが2本立ち、通話を確認。下山途中、何度かアンテナ感度を確認する。200〜300mほどケーブルを伸ばせば、通話可能か。山小屋周辺には、年末の雪が残っていた。今晩から積雪の気配。 |
| 1/19-20 |
峠で雪が少し残り、凍結気味の中、慎重運転で山小屋到着。久しぶりに零下の世界の中、ウバメガシの薪を使って見たが、火力の強さと燃焼時間が長いのに驚いた。翌朝まで種火が残っていた。昨晩はBSでチャングムとお登紀さんのシャンソンに酔いしれた。山小屋の入口に庇を苦労しながらも取り付けた。また、携帯電話の電波キャッチポイントを探った。山小屋から30m程度の低い場所でのピンポイントで偶然にも1本アンテナが立ったが常時は立たない。この位置でアンテナが立つのが不思議ではある。前回の実験場所の周辺では沢を見渡せる高度(ご神木の東側の下方)からアンテナが1本立ち、上に行けば本数が増えることが分かった。杉の木の高さを超えたところから電波が流れて来る感じ。山小屋までの最短距離で150m程度。アンテナ1本で通話したが声が途中で飛んでしまう状況。ホダ木用の栗の木や楢の木を拾い集めた。昨晩は星がきれいだった。今日の天気は晴れ。 |
| 2/2-3 |
積雪の山道を突破しようとしたが途中で走行不可。バックで深みにはまる。前回(2004年1月)の教訓を生かしきれず。真夜中、スコップ片手に黙々と救出作業。月明かりに照らされ神秘的な白銀の世界での作業。また、月明かりの下、携帯アンテナ片手に通話可能ポイントを探索。翌日も同様に探索。電波が飛んでくる方向と通話可能ポイントを把握。室内用アンテナの効果に加え、携帯に付けたシールアンテナの効果(2枚も貼付)もあるのか、山小屋のすぐ近くまで微弱電波が届いた。ご苦労さまでした。次回からはこのポイントから到着報告の通話が可能か。柴かり作業もした。快晴で雪焼け。お天道様もやっと方向転換しだした。少し本格的な雪が来た。人類よ、たまには冬眠しよう。冬は雪に限る。湯たんぽをかかえ心地の良い一夜を過ごした。自然に感謝。来週は久しぶりに炭焼きをやろう。 |
| 2/11 |
朝6時半に山小屋着。丸太の皮剥ぎ8本。トイレ小屋のログに使う予定。今回は携帯電話の指向性アンテナを試す。不安定ながら通話可能ポイントの最短距離30m程度。一気に電池パワーが消耗。最終的には小屋屋根でアンテナ1本、辛うじて立ったが通話は不可。この場所でアンテナを臨時固定、しばし様子見。ジェット機が通過するとアンテナが立つ様子。アンテナ加工ありがとうさんです。今日の天気は朝方は風雪、昼に晴れたが、また、雪混じりの時雨と大荒れの一日。炭焼き中止。シイタケが3本、また顔を出す。今年はなんだか物足りない早い春が来た。 |
| 2/24-25 |
昨晩、遅く山小屋着。夜中、強い風雪のお天気。今日は時折、晴れてはいたが小雪が降り続いていた。行者ニンニクの新芽が顔を出す。春がそこまで来ている。それでも風が吹くとまだまだ厳しい寒さ。クリタケを2時間かけ15本打った。梅雨頃まで枕木で横に寝かせ、その後、土にホダ木を半分埋める。秋に一斉に出て来たらしめたもの。また、倒木の枝内作業を小1時間、手伝った。山の師匠「山が放置されていることが悲しい」と言っていた。シイタケ1本、冷凍状態のものをラーメンに入れて昼食とした。バッテリーは2つ共に青信号となっていた。 |
| 3/20-21 |
昨晩は道中、鹿3頭と遭遇。山道は雪が残り、凍結していた。この時期が一番寒く感じる。薪ストーブと湯たんぽが活躍した。上空の視界が空けたため、星が綺麗だった。冬の星の位置と大きく変わっていた。アマゴ釣りを楽しむ。初めて沢の入口から山小屋の入口まで、渓流沿いを踏破。昼は土手の散策で摘んだ菜花と椎茸(寒さで冷凍状態)をラーメンに入れ食す。菜花の苦味がいい。太陽パネルは稼動中、両バッテリー共に13.6v。焼却炉を設置。 |
| 4/20-21 |
昨晩は久しぶりに五右衛門風呂を沸かした。薪ストーブへも火を入れたが、山小屋内は30℃とさすがに暑かった。今年の桜は当初の予想より長め。新緑の息吹もやや遅い感じ。やはり、冬がしっかりと来ないと、自然のリズムも変調気味か。今日は倒木の運搬などもあり真夏のような暑さを感じた。早朝、ウグイスの囀りで目を覚ます。椎茸が大きく育っていたので収穫。タラの芽はまだ蕾みの状態のものを持って帰った。家で水栽培。頼まれていた携帯電話の電波キャッチ実験をしたが、圏外のままだった。残念。 |
| 5/2-3 |
雨のため一日延期しての山小屋。昨日は山に入ると雨が降っていたが、まもなく晴れてきた。早速、椎茸とタラの芽を収穫した。今年は3月に入ってから気温が低かったこともあり、昨年よりは遅い芽出しだった。やっと、トイレの穴づくりに着手。穴の回りを埋める石の運搬はかなりきつかった。昨晩は薪ストーブに火を入れ、焼肉を食べた。広島大久野島のお土産の蛸飯も炊いたが、お腹一杯で翌日の昼に食べた。今日は午前中にテラス基礎の杉の木の皮を剥く。かなり傷んでいた木もあった。しばらく乾かしてから上塗り処理を行う。さらに倒木の運搬をして息が上がった。お疲れさまでした。残り5本程度で倒木の搬出も終る。適当な寸法に切り、皮を剥いてからいよいよトイレログ作りを行なう。完成は、前回の風呂小屋作りと同様のペースで今秋頃か。
| 5/5 |
仙台の従姉妹から「タラの芽・コシアブラ・コゴミ」が届いた。どれも立派でA級品の山菜でした。タラの芽のモチモチ感、コシアブラの香りは絶品。コゴミも楽しみです。この時期、山菜採りを楽しみにしている方が多いですね。あまり夢中になって、怪我などしないようにしましょう。 |
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| 5/11-12 |
夜遅く山小屋に到着。山小屋への谷の林道がきれいに舗装整備されていた。連休中に皮を剥いたテラス土台のペンキ塗りを行った。残っていた杉をほぼ下まで下ろした。トイレ用ログ2.5mにカット。重労働の一日だった。トイレログ制作のお手伝い歓迎。 |
| 5/25-26 |
長く続いた雨も夜にはカラッとあがり、月と星が出ていた。今日は快晴の中、杉の皮むき4本。一本当り30分かかった。柔な手、手に血豆ができた。12cm幅のブロックを使いトイレログの基礎工事は完了。今回は風呂小屋の教訓もあり、平行器を使い慎重に工事した。また、杉の木に架けてあった太陽パネルを小屋の屋根に移設。杉の木が大きくなってきて、パネルをかけていた紐がめり込んでいた。また、家のクーラーを交換したため、不要になった設置バーを活用した。三角屋根の急勾配は命がけの作業だった。パネル配線板の中に「カメムシ」の巣が出来ていた。赤土が一杯詰まっていた。恐るべし虫たち。そろそろモリアオガエルの産卵の季節です。 |
| 6/1-2 |
土星、金星、水星が西の空に見えるとのこと。あいにくの曇り気味の空に加え、山が聳え、水星は無理な感じ。炎天下、丸太の皮剥ぎ6本。ログも2段ほど組む。山椒の実が膨らみ始めた。梅の木を1本植えた。夏至に向け、太陽は頂点へ移動中。前回、パネル移動で夕方でも2Aは出力している。夏至(6/21)・冬至(12/22)、春分(3/21)・秋分(9/23)。山小屋では3月〜10月が太陽パネルの活動期。 |
| 6/29-30 |
蛍街道を楽しみながら山小屋到着。山小屋でも蛍見床で蛍鑑賞。クリタケを地面に伏せ、土を被せる。来年の秋から収穫できるか。トイレログ、1段組み上げ、やっと3段。チェーンソーの燃料切れ。杉皮を2本剥いた。山椒の実を収穫した。 |
| 7/6-7 |
「夜空舞う 仄かな明かり 手を合わす(山小屋の住人)」。明かりを落とし、漆黒の夜空の下、蛍の乱舞を楽しむ。山小屋で、初めてまとまった蛍火に出会った。天気は曇り、無風、湿度やや高いといった最適な蛍鑑賞日に遭遇。トイレログ、2段組み上げ5段。目標12段、これからが高さも増し至難。まずは杉の皮むき作業。田んぼの畦道で採取したコスモスの種、春に蒔いておいたものが、数本、育っていた。うまく育ち、根付くといい。 |
| 7/27-28 |
昨晩、ウサギがピョコタン、ピョコタンと山道を登っていた。薪だけで五右衛門風呂を沸かした。所要時間1時間弱。トイレログ、1.5段組み上げた。台風の100mm降雨で、以前、土石流が発生した場所がまた土砂で埋まり、山道面が凸凹に荒れていたが、山小屋まで到達は可能。水洗トイレを運んだ。昨晩は涼しく熟睡。 |
| 7/30-31 |
夏本番の山小屋。昼を食べてから杉皮10本、ログも1段組み、午後6時まで頑張って作業終了。この時期の杉皮剥ぎは至難。昼から薪で沸かしておいた五右衛門風呂にすぐに入るも、熱く水で薄め、やっと入浴、1時間の長風呂になった。ヒグラシの声が心地よい。昨晩は寒く、就寝前にも風呂を浴びた。雲が北から南に流る中、満月が雲の中から顔を出した。ログは最終的に10段までになった。使えるログが後数本となった。屋根の設計を思案中。今日は快晴。雲も南から北にゆっくり流れていた。一ちゃん、山が少し動いた。これからも希望と期待を持ち続けたい。 |
| 8/12-13 |
二度目のムースと共に山小屋入り。トイレログを工作中、渓流を思う存分満喫。はしゃぎ過ぎで暑かったのか、渓流につかりクールダウンもしていた。トイレログ屋根の枠組みに取り掛かる。 |
| 8/24-25 |
今年も鮎捕りが終わりました。処暑も過ぎ、夏と秋の季節の変り目となりました。すでに虫たちの声が聴こえてきました。これからその声も少しづつ、大きくなり、秋まっしぐらの山小屋になります。 |
| 9/1 |
屋根下材を近所の材木屋さんから分けてもらう。300cm以上の杉板材20枚、運搬も助かった。屋根に板が乗っただけで、小屋らしくなったトイレログ。後は屋根の下材処理と何を屋根に乗せるかを思案中。もう秋、芒が穂を出してきた。一丁、これを使うか。萱葺き屋根のトイレ小屋か。 |
| 9/22-23 |
この季節、毎年、運動会、お祭りなどのイベントが続き多忙な週末。この日は親類が山小屋に集う。総勢12名の入山以来の団体。お泊りはいつもの料理旅館。子持ち鮎がおいしかった。今年は鮎がまだ残っているのか、素もぐり漁をしていた。今年の猛暑さが漁を後押ししているのかもしれない。 |
| 10/6-7 |
山小屋快晴。久しぶりの山小屋作業(屋根下材貼り、厠戸作り、臭煙設置、水洗便器設置、床づくり)に体を動かした。ネジと釘が底をついてしまった。昨晩は天空の星がきれいだった。漆黒の闇夜では、懐中電灯一つでも明るく感じる世界。秋の虫も早くもトーンダウン、山小屋は紅葉へまっしぐら。昨晩と今朝は薪ストーブに火を入れた。渓流から大きな平らな石を引き上げようとしたがギブアップした。推定重量180キロ程度か。いつか引き上げたい。昨晩は鳥鍋、シイタケはまだ出ていなかった。お疲れさまでした。 |
| 10/11-12 |
トイレログ、屋根と水周りを残し完成間近。屋根はアスファルトシングル仕様予定。タンクに水を汲み実験、問題なかった。「奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きくときぞ 秋は悲しき」(猿丸大夫)。百人一首で詠われる世界がこの山小屋。鹿の繁殖の時期到来、昨晩も甲高い声で鳴いていた。コスモス畑も満開。夏の向日葵も満開だった。山里も秋祭りです。 |
| 10/19-20 |
雨も晩にはあがった。屋根を完成させ、電気工事も終わった。蛍光灯電球7Wを2本取り付けた。家の庭の水遣りに使っていたゴミ箱代用のタンクも設置したが、蛇口部分に水漏れ発生。次回、調整予定。今回のトイレログ完成までの総費用35,390円(内訳:水洗便器6,500円、便座:3,260円、アスファルトシングル:11,200円、釘・ネジ:850円、下水パイプ:1,650円、臭突:2,050円、電球類:2,180円、ブロック・下水枡:2,100円、セメント・砂:600円、雑費:5,000円)。ここ6ヶ月、十分没頭、楽しみました。ログカット、最後の段辺りで切り込みの要領が分かってきました。ありがとうさんです。次回のログ作りではもっと上手にできるでしょう。まもなく秋本番、紅葉が少し始まった。カマキリも産卵で大忙し、カメムシの移動も始まった。次回、カマキリの卵の高さの位置を観察したい。 |
| 11/9-10 |
夜中一時的に強い雨が降った。鹿ネットを張るための杭づく、長さ250cmの杉丸太を15本焚き火で焼いた。試しに1本、杭を立てた。20×30m四方を網で囲む計画。網(1.2×17m)は海苔網のリユース商品を利用。めちゃ安い。サンプル品が500円(送料のみ)。囲う予定の土地に、お昼の散歩で採取したコスモスの種を春に蒔く予定。ブナや山桜、そして玉葱などにも挑戦しよう。鹿といえば、美山で鹿料理を名物にする取り組みが始まった。自然のバランスが崩れてきており、鹿も受難。まもなく冬仕度、薪割りに汗をかいた。シイタケが少し出ていた。また、まさに栗のような栗タケが早くも出ていたが、収穫時期が少し遅かった。もう一週間程度の誤差か、残念。栗タケご飯は来年までお預け。昨晩はカメムシ退治に終始。薪ストーブで山小屋の中が常夏状態になると奴等はどこからとなく徘徊を始める。紅葉真っ盛りの山小屋です。 |
| 11/30-12/1 |
師走入り。杭を6本立て一網張った。杭立ては重労働で、喉も渇くし、腹も減る。網を張る土地の枝や草を焚き火しながら、きれいに掃除したが、全部は到底終わらない。作業中、カマキリの卵を発見、地面から30cmとかなり低いところに産卵、今年は雪が少ないんだろうか。残り5〜6本の杭を立て、網は3網は必要。昨晩はチャングムを楽しんでから就寝。東の空の星々がきれいだった。朝の気温は零度。雪がないこの季節が一番寒く感じるが、薪ストーブのおかげで山小屋内は快適。 |
| 12/29-12/30 |
焚き火をしながら杭を8本立て鹿避け網、合計4枚で四方囲い込んだ。焚き火の中に牡蠣の貝殻を入れ、炭と一緒に植林の肥料とした。カボス3本、ソメイヨシノの1本を植えた。カボスは比較的寒さに強いと言われているが、山の寒さに耐えられるだろうか。しいたけが数本、芽を出していた。昨晩は暖かな気温で本当に寒波がきて雪が降るのかと思いつつ、9時前には床につき熟睡。明け方、みぞれから雪になり、山の景色が一面、白に変わってきた。雪に閉じ込められ年越しを迎えそうな予感がしたため、早々、撤退を決めた。今年も残り2日、お世話になりました。よいお年をお迎えください。 |