第51章 山小屋での春の数(2007.01.03)  
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新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

今年はここまでは暖冬でした。これからが冬本番のようです。暖冬の中でも、やはり冬が厳しい山小屋周辺の環境では、三寒四温、その分、春へと一歩一歩と歩む気配が五感で感じ取ることができる。「春がきますよ」と自然がさりげなく教えてくれる。さて、今年もどのように春を数えようか?。春の息吹、どうやって感じ取ろうか、とても楽しみ。

 ◆木の幹から雪が解け始める「根開け」

 ◆雪の下から清らかな流れの水音「水到れば渠成る」

 ◆山が明るさを増し出す・太陽パネルが働き出す

 ◆雪の下からフキノトウが顔出す

 ◆土筆が顔を出す

 ◆タラの芽が膨らみだす

 ◆山椒の新芽が芽ぶき出す

 ◆越冬カメムシが家出しだす

 ◆山道の脇の水溜りのヤモリが動き出す

 ◆清流に沢蟹が歩き出す

 ◆下手な鶯が鳴き出す etc

太陽が南方から徐々に天空の上に移動し出す春が近づけば、近づくほど、山小屋の周辺では、様々な生き物の活動が活発になる。それと同時に、身近に生命の息吹を感じ取ることができる。また、夜明けとともに、野鳥たちの囀りも盛んになってくる。

昨年、増床した蛍床での来る3月の陽だまりの中で・・・・・

「北斜面はまだ雪が多いけれど、南側は根開けがしてきたね」

「清流の音も大きく聴こえてきたね」

「陽射しも明るくなってきたね」

「これから山がいちばん明るくなる季節やね」

「この竹の床も、暖かくてとても気持ちいいね」

「あっ、今、アマゴが大きな口を開けて虫を捕らえたよ」

渓流釣りの解禁日が待ち遠しい山小屋の新春です。

京都山小屋の住人

(次回に続く)