第96章 設置ハードルが高いハンモック(2017.9.9)  
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この夏、ハンモックの設営に向け、試行錯誤。

ハンモックに揺ら揺らと揺られリラックスし至福の時を過ごすことと思う。また、寝袋よりもコンパクトで簡単に設置できることやノミやダニからの回避などの利点もあるが、いざ設置となると課題も多々出て結構ハードルが高い。
使いたい時にすぐに使える状況も考え、目指すは都度の設営ではなく常設するにはどうしたらよいかの考察となる。
目標は「雨に濡れず、夜は星が見え、高さも腰掛けて足が届き、かつ日常的に邪魔にならない常設場所」。

高さにこだわるのは、落下時の安全性だけでなく、夏の夜の蚊などの害虫対策のため、蚊取り線香の煙が届く範囲を想定。なかなか、2本のロープがしっかりと固定でき、この条件に合う場所が見つからない。
山小屋での室内設置は、日常邪魔になるし、星を見るには屋根に穴を開けシースルーに改造する必要があるため断念。必ず雨漏りする。一方、天候の課題は、雨の日などには使わないことで、次の解とした。

使わないときはレジャーシートなどの防水性シートでカバー。でも、積雪のある冬場は雪害を考え、また使う頻度も少ないため撤収することとする。

このことで、目標のハードルも低くなる。
2本のロープを固定する木々の距離は、最低約6メートル程度で問題ない。木の強度も大丈夫だ。あとは眺望や適度の日陰の場所、あるいは他の木の倒木や枝の落下などのリスクを判断してのベストポジション探しとなる。

「やはり渓流沿いのここが一番かなぁ」
「鳥の囀り、夏には蝉の声、秋には虫声、木々の葉音、渓流の音など最高の演出だね」
「夏の夜には蛍火も舞う」
「あとは昼寝時間の確保だね、でも、夜は熊や猪でも出たら怖いね」
「大きないびきの寝姿は奴らもきっと怖いと思うよ」
「でも、本当に怖いのは、夜中に虫たちの声や小動物の音が止んだ時だよ」
「(山小屋経験知により)同感」

登り降りを考えてハンモックの下にベランダ床を作製して常設ハンモックの完成とする。でも、利用頻度が少ないと、多分、リスやイタチたちの格好の渡り道や巣営となることだろう。それも楽しいだろう。

京都山小屋の住人

(次回に続く)